「乗鞍ギアボックス破損事件」

・発生日時:2000年10月某日 ※正確な日時は覚えてません
・発生場所:岐阜県丹生川村(乗鞍スカイライン内)

経緯

・乗鞍スカイラインにツーリングに行ったときのこと。料金所で通行料を支払い、畳平を目指す。「畳平まであと500m」の看板が見えたところでバイクが急にパワーダウン。乗鞍のような高地ではエンジンのフケが悪くなるので今回もそんなところだろうと、タカをくくっていたら、今度はギアが戻らない!6速から戻らないのだ。それでも無理やり登ろうとすると(コレでトドメをさす事になるのだが・・・)、今度はエンジンから異音が!異音が収まったと思ったら、エンジンが停止し、ギアもロックされた状態に。標高2000mの高地でバイクが「タダの鉄の塊」と化す

その後

・前述したように、そこは標高2000m。携帯電話は勿論圏外。仕方が無いのでバイクを押して下山する。坂道を下るだけならまだマシだが、ギアがロックされているので、クラッチを握りながらでないとバイクを押すことも出来ない。空からは雪がチラチラと降ってくる気候にもかかわらず、全身汗だくになる
・「乗鞍スカイライン」は観光バスも通る。バイクを押しながら下山する私は、すれ違う観光客の視線を独り占めにする。いいさらし者である
・下山中、「山岳パトロール」のトラックに遭遇。「乗せてくれるかも・・・」という甘い期待もむなしく、「あと10`だ!頑張れ!」という言葉を残してトラックは過ぎ去っていった・・・乗せてってくれりゃいいのに
・トラブル発生から約2時間。ようやく麓の料金所に辿り着く。携帯電話も通話可能になり、「レッドバロン高山」にロードサービスを依頼。ロードサービスが到着するまでの間、料金所の休憩室内で待つことを許される。外は雪、ストーブが有難かった
・足がなくなったので、翌日は電車で帰宅する。ヘルメットを持ち、いかにも「ライダー」という外見が目立つ

被害総額

¥200000!(ギアボックス・クランクの修理代。高山→高岡のバイク輸送費も含む)・・・買い換えたほうが良かったかも

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